「人間国宝」が笑わせてくれる、という贅沢!

週末の午後、鳥取市尚徳町の「とりぎん文化会館(鳥取県民文化会館) 梨花ホール」で行われた「柳家小三治・柳家三三 親子会」に行って参りました。

「柳家小三治」師匠といえば、のんきーが子供の頃から大活躍の、職人気質な超有名咄家さんです。
皆様ご存知ですよね。

2014年(平成26年)には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されておられます。

1939年生まれの「小三治」がいまだ現役で、鳥取まで来てくれるらしいと聞き、居ても立ってもおられず、どうにかこうにか都合をつけて、「梨花ホール」まで駆けつけのです(*`・ω・)ゞ
まずは、「柳家小はぜ」さんによる一席で開演しました。
「柳家小はぜ」さんの師匠は「柳家はん治」さん。
「柳家はん治」さんの師匠は「柳家小三治」さん。
つまり、「小はぜ」さんは「小三治」の孫弟子さんなんですね。

現在「二ツ目 」という「小はぜ」さんの噺は、派手さは感じられないけど切れがあって小気味よかった。
演目は「子ほめ」。
一席目からゲラゲラ笑わせてもらいました。
続いて登場は、「柳家三三」師匠。
「小三治」師匠のお弟子で、落語界きっての若手実力者です。
ここ数年、毎年倉吉で独演会をされるのでのんきーもツレもすっかり「三三」師匠の大ファンなのです。

巧みな語り口で、マクラからお客を思うさま笑わせてましたね。
のんきーは、暫し「三三」師匠の掌の上で転がされて、ただただ笑っておりましたヽ( ̄▽ ̄)ノ
さすがです。
演目は「転宅」でした。

今年も倉吉に独演会しに来ていただけるのでしょうか?
期待していますm(_ _)m

ちなみに、のんきーがなんとなく想像していたように、マクラでの「小三治」師匠とのエピソードの紹介とかは、やはり一切ありませんでした。

師匠との逸話といったプライベートに近い事は、あんまり語りたくないタイプに見えるんですよね。
(しかも、楽屋に師匠が居るのに、師匠の事を語るなんて、恥ずかしくて余計に出来ないのかも)

「三三」師匠も年取ったら「小さん治師匠との思い出話」なんかを語るようになるのかな?
楽しみでもありますね(* ̄ー ̄)
中入りを挟んで、いよいよ「柳家小三治」師匠の登場でありました\(^^)/

「小三治」独特のっきらぼうさは健在。
しばらく前にテレビで観た時よりさらにお年を召された(当たり前)ように見えましたが、素晴らしくよく通るいい声で、ものすごい存在感を放っておられました(* ̄∇ ̄*)

咄家さんっていうのは、自分が年をとったことも自然に芸のうちに取り込んでしまうのだから、スゴいですよね。
のんきーもこれからうまく仕事や生活に取り入れていきたいと思いました(ノ´∀`*)

ボーッと座って聞いていれば、「人間国宝」がマクラ(「小さん」師匠とのエピソードなど)と噺と語り口で笑わせてくれるという贅沢な時間を堪能させていただきました。

演目は、滑稽の極み「粗忽長屋」。
噺自体が力の抜けたものなので、噺の世界に浸っているとなんともお気楽な心持ちになれました(*´ー`*)
ずーっと聞いていたかったな。

とても良かったです。
「柳家小三治」師匠がいつまでもお元気で現役でいただけますようにm(_ _)m


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のんきーのはらぺこ日記 5杯目 ~鳥取県で食べます~

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